SMAP×SMAP最終回での「世界に一つだけの花」

ライターの遠藤美華です。

今年2016年12月31日で解散を決めているSMAPの番組「SMAP×SMAP」が12月26日、最終回を迎えました。1996年から920回放送。平均視聴率、18.2%。20年9ヶ月。ファン歴17年。フジテレビのスタッフが編集した4時間48分のオンエアを観て、感じたことを書き留めておきます。

SMAP×SMAPで最後の収録ライブ「世界に一つだけの花」

18時半「SMAP×SMAP」最終回スタートしてすぐ思ったのは、なんだか追悼番組みたいだな、と思ったこと。丁寧すぎるアナウンスは寂しさに拍車をかける。でも観ているうちにそんなことはあんまり関係なくなって、懐かしい編集VTRを観ながら、笑ったり、懐かしく思ったり。胸をときめかせたり(笑)寂しさなんて忘れてしまっていたけれど。お互いを思いやるSMAPの姿に、良さがあるのだと思ってる。

 

そのうちに思えてきたのが、「ああ、これが今「SMAP×SMAP」スタッフにできる最高の集大成なんだな」とじんわり。

 

最後は、たった一曲のSMAPラストライブ。「世界に一つだけの花」を聴きました。様々な思いを抱えている表情だったけれど、5人は歌いきり、深々と長い一礼。肩を震わせていた中居くん。長い長い感謝の一礼でした。中居くんの涙も、歌の中での、中居くんの右手も忘れない。スタッフと一緒に撮ってた写真撮影の様子もね。

チューリップ

解散して、彼ら5人の活動が見られなくなることは、もちろん悲しい。でもそれ以上に辛いのは、「解散」を選ぶことが最善の道と判断しなければならなかった彼らの「無念」な気持ちを感じたから。

SMAPは、なぜこの「解散」の一大事を語らないのか?

木村くんが人気絶頂で結婚した時も。
結成8年でオートレーサーに転じた森くんを見送った時も。
吾郎ちゃんが駐車違反の一件で逮捕された時も。
剛くんがお酒に飲まれてしまった時も。

そのひとつひとつに、きちんと自分たちの言葉できちんと語ってくれていた彼らなのに。こんな大切な「SMAP解散」「SMAP×SMAP」の終了については、誰一人、一言も語らない。

 

「なんで語らないのかな」

夏の発表以来、彼らの変わらぬ仕事ぶりを見ながら、何度も思っきた。あの歌を聴いて、その後の涙する中居くんを見ていま思うのは、きっと今のSMAPを存続させることよりも、守らなくてはならないものがあるのかもな、ということ。

 

彼らがここまでになるまでに、事務所をはじめ、お世話になった人たち、ファン、家族、諸機関、お付き合いのあった企業、そして、自分たちの芸能界でのこれからの活動を考えて、「解散」そして「なにも言わない」ことを、5人で決めたのだと思っている。熱くてクレバーな彼らだから、最善の道を選んだのだ、と信じている。

世界に一つだけの花

結婚を機に北海道に引っ越してきた自分が、気候の変化に体がついていかず一番辛かった時期に出会ったSMAP。テレビをつけたら、いつもSMAPがいてくれた。まさか、自分がアイドルのライブに行くようになるなんて、人生において想像もしなかった。それに、彼らのグループ解散について、こんなに泣くなんて想像もできなかったけど、出会えたことに、本当に感謝しています。

ファンの変わらぬ応援が、彼らの最大の力になることを信じて

彼らも新しい出発をしますし、自分も新しい形で応援をしていきます。
SMAPありがと!!みんながんばれー!!!

まずは、新年から始まるドラマ2本は見逃せないから!!

 

ABOUTこの記事をかいた人

遠藤美華(えんどうみか) ブログを書いてライターになった経緯から、ライティングやWEB集客で学んできた経験値をもとに、40代からのアラフィフ世代の女性へむけて情報発信をしています。 取材に基づく文章作成が得意なライター。WEBサイトに載せる経営者や個人事業主のビジネスプロフィール文や代表者挨拶文の作成代行、インタビュー記事やオウンドメディアでの執筆など。ブックライティングもボチボチお手伝いをはじめました。