覚えないで記憶する??~樺沢紫苑著「覚えない記憶術」出版記念講演会@札幌

先日札幌で行われたベストセラー作家の樺沢紫苑さんの出版記念講演会にいってきました。(2月27日)札幌出身の樺沢さんのことは昨年から友人を介して存じ上げておりました。

前作の「読んだら忘れない読書術」(サンマーク出版)を読んだことから、次作にも興味が湧きました。今回の出版は「覚えない記憶術」(サンマーク出版)の出版記念講演会。今回の講演会では、2000円の参加費で、この本がいただけてしまうというびっくりな講演会でした。

覚えない記憶術って???ってなりますよね

「覚えない記憶術」の著者の樺沢さんは、札幌医科大学出身の精神科医。優秀な学生に混じって、記憶力は全くかなわなかったといいます。そこで彼が考えたのは、覚えない記憶術。丸暗記じゃだめだったから。

この覚えない記憶術というのは、年齢を重ねても記憶力が衰えない方法。樺沢さんがお話しされていましたが、パソコンのハードディスクにも記憶できる時代。30秒以内にパソコンからファイルがとりだせれば、覚えなくてもいい時代にはいりましたよね。樺沢さん

覚えない記憶術とは・・・

それは「アウトプット」すること、と樺沢さんはいいます。
講演会でもお話いただいた中にも、(もちろん本にも)アウトプットの方法はたくさん紹介されています。せっかくですので、その一部をご紹介します。

●人に話す
私もこの日、自宅に戻ってから夫に、講演の内容を弾丸のように話しました(笑)

●書いてみる
このブログ記事もアウトプットの一つ。書くことで、また私の中の頭の中に記憶されていきます。

●教える
教えられたこと、学んだことを自分の中で咀嚼して、人に教えるといいことで、記憶は定着します。
やはり教えることを前提に本を読んでいると、記憶の定着度はまったく違うように感じます。いまブログの勉強会で伝える内容をインプット中ですが、そういう意識があるだけで、数段に記憶力の定着がいいと感じています。

●関連付ける
一つの事象を覚えるのに、関連付ける。
丸暗記ではなく、道筋をたてて、だからこうなると理解すると、記憶は定着していきますよね。

 

まだまだこの本には、たくさんの覚えない記憶術が紹介されています。

 

樺沢さんの本で初めて読んだのはこちら

出版記念講演会に参加した感想

樺沢さんの前作の「読んだら忘れない読書術」(サンマーク出版)に、出版記念講演会にでる面白さが書いてありました。講演会に出ると内容もよくわかるし、まさに忘れない読書術の一例です。「覚えない記憶術」の内容は忘れることはもうありませんね。

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遠藤美華(えんどうみか) ブログを書いてライターになった経緯から、ライティングやWEB集客で学んできた経験値をもとに、40代からのアラフィフ世代の女性へむけて情報発信をしています。 取材に基づく文章作成が得意なライター。WEBサイトに載せる経営者や個人事業主のビジネスプロフィール文や代表者挨拶文の作成代行、インタビュー記事やオウンドメディアでの執筆など。ブックライティングもボチボチお手伝いをはじめました。