副業スタートにあたって準備する仕事用プロフィールの書き方のポイント3つ

プロフィールライターとして活動をはじめて早くも9年。これまで500件を超えるの人たちの仕事用のビジネスプロフィールの作成代行をしてきました。ここ数年の間に副業解禁の企業も増え、最近では本業以外のところでビジネス用に新たにホームページをつくって、副業で集客を進めていくための情報発信をしていきたいと考えている人たちのからの依頼も増えてきました。

この記事では、これから副業をスタートするにあたって準備するべき仕事用プロフィールの書き方のポイントを伝えます。お客様に選んでいただけるあなたになるためのビジネスプロフィールを書く際に参考にしていただけたらうれしいです。

副業に仕事用プロフィールを作成するのが重要である理由

モノも情報も溢れている時代。差別化は僅差なもので、いまや世の中で提供されているサービスや商品は、どれを見ても内容やサービスはそれほど違いを感じません。でもあなたは、こんな競合がたくさんいるにもかかわらず、新たなビジネスを副業として始めようとしているわけです。本業でやっている専門家も他には大勢いるのに。

あなたは、そのたくさんの競合のなかから選ばれなくてはなりません。選ばれなければ、今はじめようとしている副業はビジネスとして成立はしないのです。

差別化できないから、提供している「人」で選ぶしかない

見込みのお客様は、「何を買うか」についてはおおよそ見当はつけています。でもどこを見ても探しても、世の中には同じような商品やサービスばかりですから、それらのなかからどれを購入したらいいのか、判断の基準を探しているのです。

選ぶためには、その決め手が必要です。お客様はお金を出す以上、やっぱり失敗はしたくはありません。安くてもいい加減なモノだったら嫌だし、高いものでもそれ相応のものがきちんと提供されなければ嫌。だからどこで選ぶかといえば、「人物」で選ぶしかないわけです。欲しいと思っている商品やサービスを売っている「人物」が信用できそうなのか、そうでないのか。ちゃんと仕事ができる人なのかどうなのか。そこが気になるわけです。

そこを判断する決め手となるのが、仕事用のビジネスプロフィールです。だから見込みのお客様は、あなたのビジネスプロフィールをわざわざ見にくるわけです。副業ではじめるならなおのこと、プロフィールにあなたの情報を出しておかなければ、お客様から選ばれることもありません。

同じ商品やサービスでも、提供している人物によってその商品の特徴がでてきますし、差別化されます。見込みのお客様は、あなたから買うことで、自分がどう変わるのかが知りたいのです。

プロフィールを書いていくと、ビジネスの方向性がはっきりしていく

副業を始めるにあたっては、インターネット上にウェブページ(ホームページ)、もしくはお仕事ブログをつくって体裁を整え、同時にSNSの副業の専用アカウントをつくって情報発信をして「私はこんな仕事をしています」と認知を広げていくところから始める人は多いと思います。

体制が整ったら、次は仕事用のビジネスプロフィールを書いていきましょう。プロフィールを書くために自分の棚卸をしていくと、副業ではじめるビジネスの方向性がはっきりしてきます。

「副業の仕事用プロフィールの書き方」3つのポイント

ここからいよいよこの記事の本題にはいりますが、副業の仕事用プロフィールにはどのような内容を書いていけばいいのでしょうか。まずやってほしいのが、自分が商品(サービス)の購入を決めるとき、何を基準して購入を決めているのかを思い出してください。

見込み客が仕事用プロフィールに探しにくるのは、あなたを選ぶ「決め手」

私たちが商品(サービス)を購入する時に、提供する人について判断の基準にしているのは次のようなことです。

・専門家かどうか。その分野に本当に長けている人なのかどうか。

・これまでの実績はどんなものがあるか。どんな人と仕事をしてきているのかも知りたい。

・この人から購入したら、自分の悩みは解決できるのだろうか。

・サービス提供者と自分との相性はどうか。趣味や好きなこと、出身など共通点はないか。

見込みのお客様はあなたのプロフィールページにきて、ビジネスプロフィールを読んでこんなことを考えています。購入にあたり「何を基準に誰から買えばいいのか」の判断をしたい。その決め手となるのがプロフィールです。

「この人なら仕事をお願いしても大丈夫」と思ってもらえる材料を情報を、副業の仕事用プロフィールに載せておきましょう。具体的にそのポイントは3つです。

ポイント①副業であることには触れずに本気度を示す

ここからは副業の仕事用プロフィールを書く時のポイントです。

まず伝えたいのが、副業であることはわざわざ明かす必要はありません。副業の人と本業の専門家がいたら、あなたはどちらを選びますか。きっと本業でやっている専門家を選ぶはずです。見込み客から選ばれるために、あなたはその分野の専門家としてプロフィールを書き上げてください。

実際は副業にかけられる時間配分は限りがあるとは思いますが、それは自分のスケジュール調整の問題です。なので心配はいりません。調整すればいいだけの話です。専門家として自身を持ってプロフィールを書いてブランディングしていきましょう。

ポイント②どうしてこのビジネスを始めたのかを書いて、熱い思いを伝える

副業であっても本業の終業後の空いた時間や週末を利用しておこなうビジネスにはなりますが、あなたがこの仕事のプロです。始めるにあたっては、それなりの思い入れがあったはずです。たとえば、あるサービスを受けて自分が悩んでいたことが解決して嬉しくて、そのときの自分と同じようなことで悩んでいる人の力になりたいと思うようなケースもあるでしょう。

あなたがその副業を始めたくなったきっかけを書いてください。見込み客に伝わるだけの情熱がこめられるはずです。

ポイント③見込み客の信頼を得る情報を出す

実績が出せるに越したことはありませんが、これから副業を始めるのであれば、実績はこれかというケースもあると思います。その場合は、信頼につながる情報を出していきましょう。

過去の経歴や経験から信頼を得る

具体的には、過去の職歴や今やっている本業で培っているスキル、挑戦していること、趣味やと特技、資格などを掲載します。たとえばリーダーシップを発揮しつつお客様に寄り添えることをアピールするのであれば「高校時代では寮生活の経験があり、寮生の生活全般の運営をになう執行部を経験しました」とすれば、面倒見の良さが伝わります。接遇能力に長けていることを伝えるのであれば、「前職では社長秘書業務を担当しておりました」などとすると、きめ細やかで気配りのできる印象を持ってもらえます。

目標や目指しているビジョン語り、共感を得る

「5年後には〇〇の取得にむけ今も挑戦を続けている」と現状に対する挑戦や、「お客様のお悩みを解決し、次のステージへお連れいたします」などお客様に届ける未来について触れます。自分の中にある本音を語ることが、共感意つながります。

これから実績を積むケースでは、これまでの自分を棚卸し、未来を見据えてたものを言語化すると仕事につながるプロフィールが書けます。

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ABOUTこの記事をかいた人

遠藤美華(えんどうみか) ブログを書いてライターになった経緯から、ライティングやWEB集客で学んできた経験値をもとに、40代からのアラフィフ世代の女性へむけて情報発信をしています。 取材に基づく文章作成が得意なライター。WEBサイトに載せる経営者や個人事業主のビジネスプロフィール文や代表者挨拶文の作成代行、インタビュー記事やオウンドメディアでの執筆など。ブックライティングもボチボチお手伝いをはじめました。