ライターの遠藤です。
はやいもので主婦歴17年になりました。私が普段の食生活で、家族の健康管理のためにとり入れていることをご紹介したいと思います。ちなみに家族構成は、夫46歳。私45歳。長男10歳の3人家族。一番食が太いのは息子。そして私、夫の順です。
妊娠しやすいカラダ作りのために変えた食生活
結婚してから5年くらいは、いわゆるよくできるお嫁さんをめざして頑張って料理に挑戦。とにかく飲食店に並ぶようなメニューが、朝と晩に夫と二人で美味しく食べられれば、自分で合格としていました。結婚6年がたち、なかなか子どもを授からないことから不妊治療をはじめました。妊娠しやすいカラダづくりにいい言われるものには、できるかぎり挑戦しました。中でも、ナチュラルハイジーンという食生活法を取り入れたことは、体質改善に大きな影響があったように感じています。
ナチュラルハイジーンとは、果物や野菜に含まれる酵素を摂ることで消化を助け、これまで消化に使ってきたエネルギーをカラダの修復や体調を整えるエネルギーにまわすという食生活です。
ある日の献立を紹介すると、午前中は山盛りの果物とグリーンスムージー。昼は生野菜のサラダと煮物など火の通った野菜のメニューとご飯。夜はモリモリの野菜にお肉やお魚などの動物性タンパク質、といった食事内容です。
どちらかというと肉や魚がメインだった食生活を野菜と果物中心の生活にがらりと変えたので、はじめは物足りない気もしました。驚いたことに、3か月後に自然妊娠がわかりました。
「カラダは食べ物でできている」
結婚7年目にして無事長男を出産しました。現在小学5年生になりました。はじめて与えた離乳食は「おもゆ」。その後は、「おかゆ」に移行し、バナナやアボカド、サツマイモなどをつぶした離乳食になっていきました。私のつくったものを食べてわが子がどんどん大きくなるのをみて、「食べ物でカラダは作られている」ことを実感しました。
わが子は良く食べるほうだったのでドンドン大きくなるけれど、同時期にうまれた子でも食べる量の少ない子のカラダの大きさはそれなりです。当たり前のことなのですが、母である私が用意した食事で子どものカラダが出来上がる実感が湧いてからは、何を食べさせたらよいかを考えるようになりました。
アレルギー体質には腸を整える発酵食品を
アレルギー体質を改善するには、腸を整えることが大切だと言われています。3人ともアレルギー体質なので、最近では食事に腸の働きをよくするものを多くとりいれるようになりました。力を入れているのは、発酵食品をとることです。納豆やヨーグルトなど手軽にとれるものはもちろんですが、お米から作る手作りの甘酒、手作り味噌、しょうゆと大豆と米麹を合わせて発酵させるひしお麹の3種類を常時作り置きしています。
朝食前に甘酒を食事前に飲むと、腸は蠕動運動をはじめることが多いです。甘酒は、腸の調子を整えるほか、昔は夏の飲み物とされ夏バテ防止に一役買っていたそう。夏には積極的にとりいれるといいかもしれません。

まとめ
離乳食をわが子に食べさせることで、カラダは食べ物で作られていることを実感して以降、食事の内容に気を付けるようになりました。年齢とともに必要な栄養素は変わってきます。家族の健康を守る使命を果せるように、頭と心を使って毎日の食生活を整えていくことが大切です。
独身時代は全く家事を手伝ってこなかった私は、結婚当時、夕食の準備に3時間もかかりました。一日中、何をつくろうか考えて悩んでいたこともいまでは懐かしい思い出です。
そんな私も主婦歴17年がたち、家族の健康を守るために食生活を考えるまでになりました。