欲望まみれのアラフィフ世代の心の内は複雑(笑)

自分自身のことを考えてみても、アラフィフ世代はかなりな欲張り。子どもがいる場合はそろそろ手も離れてもいきますし、もっとはやくから次の自分の行くべき道を探索しはじめている人もいる。

この記事では、アラフィフ世代の私が、自分を含めて同世代に感じる「アラフィフ女の欲望」について、書いてみようと思います。

アラフィフにこそ欲望も願望もあると思う

アラフィフにこそ欲望も願望もある。だんだんタイムリミットみたいなものが見えてくるからだと思うんですよ。老い先の短さを感じるの。だから焦る。

今の自分の欲を書き出してみたんだけど、それがなかなかな願望だらけ(笑)でも、こんなことを思ってるのて私だけ?いやいやそんなことはないとは思うんだけど。どうなんでしょ。アラフィフ世代の皆様?

どんな欲があるかって?でも意外と普通です。

パートナーや家族との関係も良好で、どんなこともでも話せる友人がいる。好きな人たちに囲まれて楽しい時間もたくさん過ごしたい。でも1人になれるような緩やかさも欲しい。

そしてお金のこともある。これから自分のために使うお金はどうする?それを生み出せる仕事はある?それに加えてアラフィフなら体力と健康だって維持したい。そして美しく年も重ねたい。やっぱりそれにはお金がかかる?それともあえてお金はかけない?

足掻くだけ足掻いてもいいと思う。アラフィフなんだもの

40代を過ぎてちょっと頑張っている女性なら、20代の水を弾く肌を懐かしみ、鏡を見ながら今や砂漠のように吸い込んでいく肌に水分を十分に補給。そして保湿クリームで蒸発にフタ(笑)。こんな就寝前のルーティーンだって欠かせない。

今の私、たしかに欲張り。やりたいことを全部実現しようと思ったら、全く毎日が忙しいのだ。気持ちも揺れ動くし・・・はたして本当にこんなの実現できるのかなとも思うんだよね。

アラフィフのシンママ恋愛事情

先日、仲の良いシンママが「彼氏ができた」って報告をくれた。いわゆるノロケ話を聞かされたの。嬉しそうだったからうれしかった。

とっても生き生きしてて、ときめいてるのがとっても素敵で。この年齢になっても力が湧きあがるような恋ができるのであれば、よかったなって本当に思う。

びっくりしたのは、アラフィフの婚活って、今時はマッチングアプリを使うんだって!マッチングアプリなんて若者の文化で、若者が使うものだと思っていた。だけど40代50代でも利用者は少ないものの、それなりに出会うチャンスもつくれるんだとか。

マッチングアプリの話に私が疎いのもそうだけれど、現状のままでいるのであれば自分を更新する必要もない。自らとりにいく必要もない。

よほど意識のある友人が周りにいて刺激をくれるか、自身が意識をしていなければ、アラフィフの頭の中はすでにカセキ?!になってしまってもおかしくないんじゃないかな。

アラフィフ世代の人付き合いはちょいと面倒なときもある

それにアラフィフ世代の人付き合いは、ちょいと面倒なこともある。今の自分に安定保守の人は、私のような欲まみれのアラフィフはちょっと変わっているように映るらしい。YouTubeを始めようものなら物珍しがられるし、奇異な目で見られたりもすることも否めない。

話は先ほどの仲の良いシンママの話に戻るけど、だから気持ちを取っ払って、婚活に動き始めたシンママの彼女が、歯に噛んでうれしい報告してくれたのはうれしかった。

このままでいく?それとも取りにいく?

彼女は、いつも飄々としていて表情はあまり変わらない。嬉しい時も辛い時もいつも同じ。性分は素直で噛めば噛むほど味が出るタイプで、いい加減な部分もあるにはあるけど、変なところで生真面目でもある(笑)

もはや2人の間に何か多少のことがあっても裏切られたとか疎遠になったとか、そんなことで騒ぐような間柄でもない。踏み込んではいけない部分もお互いわかっていて、それぞれの適切な距離感がわかっている。

そんな彼女に会うたびに実は思っていたことがある。

打たれ強いのか?それともあきらめているのか?はたまた自分で感情を抑えているのか?欲はかかないようにしているのか?

これまでいろいろなことがありすぎたから、その度に表情を変えていたらきりがなかったのかもしれない。本当の胸の内はわからないけれど、いつだってその表情はかわらないから気になっている。

この間だって「ねぇ、あのさ・・・」っていつもの調子だから、なんの話なんだか、まったくわからなかった。だから私もいつもと同じ調子で返事をするようにした。

アラフィフ女の心境は複雑

これから歳を重ねていけば、さらに現実が押し寄せてくる。子どものことが落ち着いたら、次は親の介護。更年期だってあるし自身の体調だって気になってくる。

だから今やればできることも、できなくなってしまう場合だってあるわけ。彼女の恋もそうだけど、仕事もお金も人間関係も同じで、今まさに何をどうしたいかを考えて行動に移すのがアラフィフ世代なんじゃないのかな。

どうなんだろう?同世代の皆さん。「いまさら無理!」って思ってない?踏み出すのに躊躇していない?「別にいいの!」って正直な気持ちを押し留めていない?

経験値があるゆえ、あと先も考えるアラフィフ

なおかつ厄介なのが、アラフィフ女の心情は複雑なのです。この現状にとどまるのも嫌だし、欲しいものを取りに行くのにも躊躇がある。

前に進むにはある程度の経験があるから、動いた後のあとや先のことを考えてしまう。だから、踏み出すには相当の勇気がいる。それに年齢も重なって、それほど時間がないとも思えば焦りも出てくる。

出会いの場を求めて外に出たり、新しいことを始めるエネルギーを出し続けるなんて、よほどのモチベーションがなければ続けるのは難しい。周囲の身近なところで全てが完結できて、不自由を感じなければ、それで構わないと思ってしまうし。

気持ちが高揚していれば、思い切れることもある。一緒にいる仲間が頑張っている姿に感化されたり、目標となる人がいたり。アラフィフの恋愛なら、燃え上がるような気持ちの高ぶりや感情に任せてしまうのもありなのかもしれない。

今に不自由がなければこのままでいい?!

さっきも書いたけれど、不自由がなければ今の自分に落ち着いてしまってもいいかもとも思う。だってありがたいことに、いまの自分には理解のある家族もいるし、良き仲間や友人にも恵まれているから。

けれど、この先もこの状況がずっと絶対的に続くとは言い切れない。その周囲との関係を続けられるかどうかは、いつだって自分次第。自分自身の更新がなければ、相手から与えてもらうばかりになる。

確実なのは「毎日こつこつ」。確かに確実性がある。でもそういう積み重ねは、なかなか成果のでるものではない。時間がかかる。だから「これでいいのか」と足掻く日だってあるんだよね。

じゃ、どうする?欲望まみれのアラフィフちゃん

じゃどうする???自分を日々更新し続けられる?新しいことにチャレンジできる?

そしたら満足感もでてくるのかな。

人脈はたくさん広げる必要はないかもしれない。でも出会えた人の中でしか、気の合う人・好きな人・ずっと一緒にいたい人には巡り合えないものでもあるし。人と交わりがなくなれば、コミニュケーション能力だって落ちていく一方だし。

じゃ、なにする?やりたいことは何だろう?

アラフィフだし、もうなんでもいいと思うんだけどね。

マッチングアプリに登録するでもいいよね(笑)好きな人や憧れの人に連絡をとって会いにいくのもいい。ブログを書いて自分の気持ちを吐く。メルマガを書いてつながっている人に思いを届ける。YouTube動画を配信してみる。仕事に全力をだす。おいしいご飯を作る。お肌のお手入れに力を入れる。

アラフィフ女の積み上げ「自分の幸せは自分で作っていく」

自己更新を続ける。そして自分の幸せは自分でつくっていく。いまの自分が何をしているのかが、未来の自分を作ることを忘れずに。

これはアラフィフ女の欲望を果たすための積み上げってことです!

でもね・・・なかなか成果が出ないから焦るのさ、やっぱり。欲望まみれのアラフィフの胸の内はなかなか複雑なのです。

欲を満たそうとしているだけなんですけど…何か?

このご時世、事業をしている人もそうですが、パートやアルバイトの職種によっては業務の縮小で働く時間も減り、経済的にも影響が出ている現状もある。

捉え方によれば、これまでには思っても取れなかった時間がたっぷり取れるようにもなった。騒動後の次の自分につなげるための準備の時間を、神様がくれたと考えてもいいもかもしれない。

正直いえば、緊急事態宣言下でどう動いていいのかわからないけどさ。

「欲を満たそうとして、何が悪いのさ!」

とだけ、ここでこっそり叫んでおくとしよう(笑)

さあ、欲望まみれのアラフィフ女は、いまいったい何をするんだい??

ABOUTこの記事をかいた人

遠藤美華(えんどうみか) ブログを書いてライターになった経緯から、ライティングやWEB集客で学んできた経験値をもとに、40代からのアラフィフ世代の女性へむけて情報発信をしています。 取材に基づく文章作成が得意なライター。WEBサイトに載せる経営者や個人事業主のビジネスプロフィール文や代表者挨拶文の作成代行、インタビュー記事やオウンドメディアでの執筆など。ブックライティングもボチボチお手伝いをはじめました。